脂肪吸引は危険? 死亡事故につながる4つの原因とクリニック選びの5つのポイント
顔の脂肪吸引の経過は? 腫れのピークから完成までのリアルを解説
顔の脂肪吸引を検討している方の中には「どれくらい腫れるのだろう」「仕事はいつから復帰できるのだろう」と疑問に思っている方も多いでしょう。完成までの経過やダウンタイムを知らないまま施術を受けると「思っていた仕上がりと違う」と感じてしまう可能性もあるため、事前知識を持っておくことは大切です。
本記事では、ダウンタイム中に現れやすい症状や、顔の脂肪吸引における術直後から半年後までの経過、回復に向けた過ごし方などについて詳しく解説します。正しい知識を身に付け、納得した上で施術を検討しましょう。
【この記事の概要】
顔の脂肪吸引には術後の腫れや内出血といったダウンタイムが伴うが、数日から数週間で徐々に軽減し、3~6カ月程度で完成する
圧迫固定や冷却、食事の工夫といった適切なセルフケアを行うことは、ダウンタイムを穏やかに過ごすことにつながる
仕事復帰の目安は職種や症状の程度によって異なり、数日程度の休みを確保すると予定を立てやすい
顔の脂肪吸引にはダウンタイムがつきもの
顔の脂肪吸引では、施術後に腫れや内出血などのダウンタイムが起こるとされています。不安に感じる方もいるでしょうが、ダウンタイム症状の多くは、体が回復する過程で起こる自然な反応です。
脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管を皮下へ挿入し、余分な脂肪細胞を吸引・除去する施術です。この過程では、皮膚の下にある組織へ一定の刺激が加わります。顔は細かな血管や神経が多い部位のため、刺激によって施術後に炎症反応が起こり、腫れや熱感、内出血などが現れることがあります。
近年ではカニューレをはじめとした医療機器の進歩と、医師の技術向上により、組織への負担を比較的抑えられる施術も増えてきました。しかし、脂肪吸引はあくまで医療施術である以上、ダウンタイムが起きる可能性を完全になくすことはできません。術後の変化について、正常な治癒過程として理解し、焦らず経過を見守る姿勢が大切です。
術後の経過で現れる主なダウンタイム症状
顔の脂肪吸引では、術後の時間経過に伴って、現れる症状が変化します。事前に全体像を知っておくことで「思っていたより腫れている」などと慌てずに済むでしょう。
主な症状と目安は以下の通りです。
| 症状 | 現れやすい時期 |
|---|---|
| 痛み・熱感 | 術後数日程度で軽減 |
| 腫れ | 術後1~3日頃がピーク |
| 内出血 | 1~2週間ほどで徐々に改善 |
| むくみ | 2週間~1カ月程度で軽減 |
| 拘縮 | 2週間頃から始まり数カ月かけて改善 |
拘縮とは、脂肪を吸引した部分を修復する過程で、皮膚の下が一時的に硬くなる症状です。皮膚のつっぱりや軽い凸凹を感じる場合がありますが、多くは正常な治癒反応であり、時間とともに落ち着いていきます。
なお、症状の程度や回復スピードには、吸引量や体質などによる個人差があります。
顔の脂肪吸引における術後の経過とダウンタイムの目安
顔の脂肪吸引は、術後数日で腫れのピークを迎え、その後徐々に落ち着いていくのが一般的です。完成までは3~6カ月程度が目安です。ここからは、時期ごとの変化を詳しく見ていきましょう。
【手術当日〜術後3日目】腫れと痛みのピーク
手術直後は、炎症反応によって腫れや熱感が現れます。痛みは当日夜から翌日にかけて強くなり、術後3日頃までがピークになることが一般的です。筋肉痛のような鈍い痛みを感じることが多いですが、処方された鎮痛薬でコントロールできるケースがほとんどです。
この時期は、入浴や飲酒、激しい運動など血流を促す行動は控えましょう。また医師の指示に従って施術箇所を冷却し、フェイスバンドで適切に圧迫することが、その後の腫れやむくみの軽減につながります。
【術後4日目〜1週間】むくみ・内出血が目立ちやすい時期
術後4日目頃になると、強い痛みは徐々に落ち着いてくるのが一般的です。一方で、むくみや内出血が目立ちやすくなる時期でもあります。
内出血は重力の影響で首元へ移動し、紫色から黄色へと変化しながら改善していくでしょう。これは悪化ではなく自然な経過です。首元に出た場合も、コンシーラーやハイネックの服などでカバーすることが可能です。
また縫合に抜糸が必要な糸を使用した場合は、術後約1週間で抜糸を行うことがあります。抜糸後も、むくみがしばらく続く可能性があります。
【術後2週間〜1カ月】目立つ症状の軽減と「拘縮」の始まり
術後2週間ほどたつと、腫れや内出血はかなり落ち着いてくるケースが多いです。この頃から、先述した拘縮の症状が現れることがあるでしょう。
またフェイスラインの変化を実感し始める方も増えてきます。焦らず経過を見守ることが大切です。
【術後3カ月〜半年】症状の落ち着きとラインの完成
術後3カ月頃から拘縮やむくみは徐々に改善し、フェイスラインが自然になじんでいくでしょう。個人差はありますが、一般的には術後3~6カ月ほどで完成形に近づくとされています。
術後1カ月もたてばある程度の変化を実感できる場合もありますが、その後も時間をかけて皮膚や組織がなじみ、より自然な仕上がりになります。完成までには個人差があるため、途中経過だけで判断せず、医師の指示に従いながら焦らず過ごすことが大切です。
ダウンタイムを穏やかに過ごすためのポイント
術後の経過は、日々の過ごし方からも影響を受けます。ダウンタイムを少しでも穏やかに過ごすために、以下のセルフケアを参考にしてみてください。
なお施術を受けたクリニックから過ごし方の指示がある場合は、そちらに従ってください。
フェイスバンドによる圧迫固定と適切な冷却ケア
術後数日間は、フェイスバンドなどによる圧迫固定が重要です。余分な組織液のたまりを抑え、腫れやむくみ、内出血の軽減につながります。フェイスバンドの装着時間や期間は、クリニックの方針や施術内容によって異なるため、実際の指示を守りましょう。
また施術箇所を十分に冷やし、炎症を抑えるよう推奨されることが多いです。保冷剤を使用する際は、凍傷を防ぐためタオルで包み、適度に休憩を挟みながら行いましょう。
睡眠時は頭を高く保ち、血流などの滞りを防ぐ
寝ている間は顔に血液やリンパ液が集まりやすく、翌朝にむくみが強く出る場合があります。そのため、就寝時は枕を重ねるなどして、頭を心臓より高い位置に保つことがおすすめです。
頭を少し高くすることで顔への血液やリンパ液の滞留を抑えられ、翌朝の腫れやむくみの軽減が期待できます。すぐに取り入れられる方法のため、術後数日間は意識して続けるとよいでしょう。
食生活の工夫
術後は食事内容にも気を配ることで、回復をサポートすることが可能です。特に塩分は、取り過ぎると体内に水分がたまりやすくなり、むくみの原因になります。塩分控えめを意識しましょう。
またアルコールや香辛料の多い食事は血流が促進され、腫れや内出血が長引く可能性があります。喫煙も血流を妨げ、傷の修復を遅らせる要因になるため、術後1~2週間は控えておくのがおすすめです。一方で、タンパク質やビタミン類を積極的に取ると、体の修復をサポートしやすくなります。
拘縮が始まったら医師の指示に応じてマッサージを取り入れる
術後2週間ほどたち、拘縮による硬さやつっぱり感が気になり始めたら、医師の許可を得た上で軽いマッサージを取り入れるのも一つの手です。施術内容にもよりますが、優しくマッサージすることで血流が促され、拘縮による違和感の軽減が期待できる場合があります。
ただし、術後すぐに強く押したり揉んだりすると、炎症を悪化させる恐れがあります。マッサージは適切なタイミング、かつ、無理のない範囲で行い、不安がある場合は自己判断せずクリニックへ相談しましょう。
仕事復帰はいつから? 周囲に気付かれにくくするには?
仕事復帰までの目安期間や、周囲に気付かれにくくするための工夫を知っておくと、術後のスケジュールを立てやすくなります。ここで、職種ごとの目安やカバー方法を紹介します。
職種別の仕事復帰の目安
術後はマスクなどでカバーしながらであれば、数日のうちに日常生活を送れるようになるでしょう。
仕事復帰のタイミングは、仕事内容によって異なります。デスクワーク中心であれば、翌日や翌々日に復帰する方もいます。一方、接客業や営業職など会話が多い仕事では、術後3~4日程度休みを取っておくとよいです。
メイクや服装でのカバー術
術後数日は、大きめのマスクを着用すると腫れを目立ちにくくできます。首元に内出血が出た場合は、ハイネックやスカーフなどを活用すると自然に隠せるでしょう。メイクをしてもよい時期になったら、コンシーラーやファンデーションでカバーをするのも有効です。
顔の脂肪吸引の失敗リスクと回避策
適切な顔の脂肪吸引は、フェイスラインの改善が期待できる施術です。一方で、適応や吸引量を誤ると、仕上がりに影響が出る可能性もあります。そのため施術を受ける際は、リスクと回避策の両方を理解しておくことが大切です。
例えば、脂肪を必要以上に吸引すると頬がこけた印象になったり、皮膚の引き締まりが追い付かず、たるみが目立ったりする場合があります。特に、元々皮膚のたるみがある方や、脂肪量が少ない方は慎重な判断が必要です。
また頬には「吸引してもよい脂肪」と「あえて残した方がよい脂肪」があります。自然なフェイスラインを作るには、脂肪を多く取ることではなく、必要な部分を見極めてデザインする技術が欠かせません。
失敗を避けるには、症例実績が豊富で、一人ひとりの骨格や脂肪の付き方、皮膚の状態まで考慮して施術計画を立てるクリニックを選ぶことが重要です。カウンセリングでは、希望を聞いてくれるだけではなく、リスクについて丁寧に説明してくれるかを確認するとよいでしょう。
顔の脂肪吸引はリバウンドしにくい
一般的なダイエットでは、脂肪細胞の大きさが小さくなることで体脂肪が減少します。一方、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを物理的に取り除く施術です。
そのため、一度脂肪吸引をした部位は、リバウンドしにくいと考えられています。ダイエットでは顔だけ痩せにくいと感じている方にとって、フェイスラインへ直接アプローチできる点は魅力的でしょう。
ただし、施術を受けたからといって、脂肪細胞が全てなくなるわけではありません。暴飲暴食などによって体重が大きく増えた場合は、残っている脂肪細胞が大きくなり、顔にも変化が現れる可能性があります。術後も適度な体重管理を心掛けることが、きれいなフェイスラインを維持するためのポイントです。
まとめ
顔の脂肪吸引を受けると、術後数日は腫れや痛みがありますが、多くは1カ月ほどで落ち着き始めます。その後、一般的には3~6カ月ほどで、自然なフェイスラインへ近づくでしょう。
顔の脂肪吸引のダウンタイム中は、クリニックの指示に応じた圧迫固定や適切なセルフケアを行うことが大切です。また仕上がりは医師の技術やデザイン力にも左右されるため、クリニック選びも重要なポイントです。
Tokyo Tensei Clinicでは、一人ひとりの骨格や脂肪の付き方に合わせた施術をご提案しています。不安や疑問がある方は、ぜひ無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。








